テレアポとは
テレアポとはリストなどから電話をかけ、アポイントをとる、契約をとるなどの仕事を総称してテレアポ、テレアポ営業などと言ったりします。
このテレアポのアルバイトは座ってできる、冷暖房完備、時給が高い、服装や髪型が自由などのことがあって今も昔も人気のアルバイトです。
しかし、このテレアポ バイト、一度でもやられたことのある方にはおわかりいただけると思いますが、見た目とは裏腹に結構キツイアルバイトです。
私は数年前、このテレアポ バイトのトレーナー(たまに自分でアポがけしたりもしてました)をやっていたんですが、1日どころか半日、最高で1時間で辞めた
アルバイトさえいました。
何度も何度も断られても断られても電話をかけ続けるのは、はっきり言ってつらいです。
(私自身アポがけは大きらいでした)
このサイトはテレアポのトレーナーであった私が、経験から得たテレアポの極意をちょっとだけ紹介するサイトです。
テレアポトークとかそんなに大げさなものではありませんが、テレアポのアルバイトで稼ぎたいという方はぜひ読んでください。
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テレアポの極意 その1
テレアポの極意 その1。
まずは「数をかける」です。
数射ちゃあたるの理論です。
当たり前といえば、当たり前なんですが、私もそうですし、当時のトップアポインターや伝説のアポインター(ほんとにいました)はとにかく数をかけていました。
最近では受話器じゃなくてヘッドセットからを使っているところも多いですが、当時は受話器でして、とにかくこの受話器を置かないんです。
私もマジでかけているときは、受話器は耳に挟みっぱなし、フックボタンを指でチョンと押してすぐ次をかけてました。
数をかけると時にいいお客さんにあたることがあります。
「あ、ちょうど今欲しいと思ってたとこなんだよ」なんて
てっとり早くアポをとるには、数をかけてこんなお客さんを探す方が、テレアポトークだなんだ言ってるより楽です。
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テレアポの極意 その2
テレアポの極意 その2は見込みリストの管理です。
アポの電話はただやみくもにかけていてもそう簡単にはとれません。
今はダメだけど、明日なら時間があるとかいうお客さんはもちろんですが、もう少し押せばなんとかなりそうとか購入を検討しているところとか
きちんと見込みリストを作成しておくことが重要です。
ただ単に電話帳からいきなりかけはじめるよりきちんと管理した見込みリストからかける方がいいに決まってます。
トップアポインターの多くはこの見込みリストの管理が上手でした。
伝説のアポインターの話
その3にいくまえに伝説のアポインターのお話を。
その1で書いた伝説のアポインターは女性だったんですが、なんと月収が平均70万、最高で80万を超えたこともありました。
当時、ほんとに伝説になってまして、彼女の名前は全国の支店に知れ渡ってました。
まあ、なんせ毎月ぶっちぎりのトップで、しかも2位以下の倍ちかくの成績でしたからね
見た目も普通で消え入りそうな声を発し、知らなければだれも彼女を伝説のアポインターとは思わないでしょう。
たまたま寄った本社の人間も「あの子が伝説の?マジ?!」って驚いてました。
その彼女、どうやってアポイントをガンガンとっていたかというと見込みリストの管理が丁寧なんです。
アポインターはみんな、トレーナーの私が用意したファイルと見込み用紙に見込み客などを書き込んでいくんですが、彼女は自分専用にノートを数冊用意していました。
その中身がどんなものか、彼女は他のアポインターはおろか、私にもちらっとしか見せてくれませんでしたが、
お客別の数冊のノートには事細かに見込み客の情報が書かれていました。
彼女のすごいところは、見込みノートは地域別、時間帯別に分かれており、私の要望どおりアポイントをあげてくれることでした。
たとえば、営業マンが市内で待機していたとします。
私は全アポインターに「今、営業マンが市内でアポ待ちしてるから、これからすぐ伺えますとアポイントをとって」と指示を出すと、彼女はものの5分でアポイントを
あげていました。
さらに彼女は席を立ってアポイントをとった用紙を私の机までもってくる時間がもったいないと、机の隅にとったアポイント用紙を積み上げていくというまさに
アポイントをとるマシーンのようでした。
テレアポの極意 その3
テレアポの極意 その3は「気持ち」です。
精神論はあまり好きではありませんが、やはりアポイントをとれるとれないはアポイントをとりたいという気持ちです。
アポイントをとりたいという気持ちがテレアポの極意で一番大事なことでしょう。